☆ 古新聞研究会

古新聞は要らなくなった新聞ではなく、それ自体が特殊な媒体である。たった一日で経済的価値を失う事と引き換えに数々の物理的有用性を発揮し、吸油、吸水、緩衝、梱包、マスキングに敷物の役目まで果たすユニバーサルデザインであり、それでいて情報は変わりなく発信し続け、新聞独特の現在を語る文体と作法によるライブ感を保ち続ける希有な情報媒体なのだ。

古新聞の価値と応用、活用を単に素材リサイクルではなく情報媒体としての特殊性に着目し、活用の方法を考える研究会です。

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代表 山田 亘(やまだ こう) アーチスト 写真家 メディア表現 

                                         日本紙媒体学会 会長

               [ Yojo-Han ]アートセンター ディレクター

                PACell (ぱくせる)代表 

               名古屋芸術大学、名古屋造形大学 兼任講師

               著作「立体めがね」(田中偉一郎との共著)

 

連絡先   〒460−0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目11−13 

       長者町トランジットビルディング  4C

What's New

紙媒体学会の紹介展示およびライブ&トークイベントを開催します。

名古屋市中区 名古屋テレビ塔で開催中の「くうちゅう美術館」にて「日本紙媒体学会」と「なるへそ新聞社」共同展示によるプロジェクト紹介展示を開催しました。 また2013年11月18日には Monday Night ライブ&トークのイベント「一枚の紙」が行いました。 皆様、ありがとうございました! 

プレ総会を開催しました。

愛知県名古屋市文化振興事業団主催のファン・デ・ナゴヤ美術展「のこりもの」の展示空間内において関連イベント「遺された世界に、生きること」を日本紙媒体学会のキックオフ、プレ総会として行ないます。特別基調講演としてメディア・アーチスト、沖 啓介氏をお迎えし、講演後は人類学者、アーチスト、アーカイブス系の研究者、古書店主そして参加者も交えたクロストーク座談会などを行いました。

ご挨拶

2012年9月、紙媒体の研究団体、日本紙媒体学会 (JSPBM) が発足しました。

紙を媒体とした情報伝達や表現活動に興味を持ち研究を推進し、紙媒体についての学問的ならびに創作的関心、共通の問題意識を持つ個人、法人および団体によって構成されています。

大学研究者に限らず、広く紙媒体文化、表現の向上に寄与することを目的とし様々なジャンルの方々の参加をお待ちしております。

 

入会のご案内