古新聞は要らなくなった新聞ではなく、それ自体が特殊な媒体である。たった一日で経済的価値を失う事と引き換えに数々の物理的有用性を発揮し、吸油、吸水、緩衝、梱包、マスキングに敷物の役目まで果たすユニバーサルデザインであり、それでいて情報は変わりなく発信し続け、新聞独特の現在を語る文体と作法によるライブ感を保ち続ける希有な情報媒体なのだ。
古新聞の価値と応用、活用を単に素材リサイクルではなく情報媒体としての特殊性に着目し、活用の方法を考える研究会です。
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代表 山田 亘(やまだ こう) アーチスト 写真家 メディア表現
日本紙媒体学会 会長
[ Yojo-Han ]アートセンター ディレクター
PACell (ぱくせる)代表
名古屋芸術大学、名古屋造形大学 兼任講師
著作「立体めがね」(田中偉一郎との共著)
連絡先 〒460−0003 愛知県名古屋市中区錦2丁目11−13
長者町トランジットビルディング 4C